今回見つかった人骨は約4千~3500年前の縄文時代後期のものと見られ、ひざを強く曲げた「屈葬」の状態だった。そばには、墓標の可能性がある板状の石もあった。
人骨の調査を担う土井ケ浜遺跡・人類学ミュージアム(山口県下関市)の松下孝幸館長は「非常に数が少ない時期の史料で、しかも保存状態が完璧」と評価する。今後、骨の形などを詳細に見るほか、DNAを調べることで、縄文人のルーツを探っていきたいという。
調査地は、過去に貝塚が見つかった「黒橋貝塚公園」に隣接する民有地。過去に発掘されたものと同時期の縄文中期~縄文後期の土器や、木の実をすりつぶす石器、イノシシやマダイの骨なども大量に見つかった。
黒橋貝塚のそばを流れる川の対岸には、阿高貝塚という別の遺跡がある。川を挟んで二つの貝塚があるエリアの一部は、国の史跡に指定されている。この地域では少なくとも500年にわたり人が住んでいたとみられ、二つをひとつながりの貝塚ととらえると九州最大級の規模になるという。
熊本市文化財課の金田一精・文化財保護主幹は「水が湧くところにあり、骨などが良好な状態でタイムカプセルのように残っていた。環境の変化や人々の暮らしがよく分かる遺跡」と話した。
発掘の成果は今後、市民向けの講座などで紹介していく予定だという。(杉浦奈実)
2024年5月25日 10時00分
https://www.asahi.com/articles/ASS5S4QW3S5STLVB003M.html
熊本市で、縄文時代の歴史的資料が大量に見つかりました。当時の生活環境を調べる重要な手がかりとなる可能性があります。
熊本市南区にある国指定史跡「阿高・黒橋貝塚」の隣接地。
「魚をとるための網に使われていた錘や、当時食べていたと思われる動植物の骨など縄文時代の生活をうかがえる痕跡が見つかりました」(泉田寛典記者)
民間による開発計画があり、熊本市が先月から行った調査で、深さ約3メートルの縄文時代に堆積した地層から出土しました。
3500年から4500年前のものとみられ、生活に使われた土器や石器とともに、地中で分解されてしまうことの多い、当時の人たちが食べていたとみられるタイや、タヌキ、ウサギなどの骨も見つかりました。
地下水により酸素が届きにくい環境にあったことが影響したと考えられ、ほかにも貴重なものが。
「DNA分析をして日本人のルーツにDNAレベルでたどれるような状況とても良好な人骨がでた」(熊本市文化財課)
埋葬された女性の人骨も見つかり、阿高・黒橋貝塚の周囲一帯が、縄文時代のごみ捨て場・貝塚であるとともに、再生を祈る信仰の場だったと考えられるということです。
一帯は、4万平方メートルを超える西日本最大級の貝塚だったと推定され、熊本市は調査結果などをまとめ市民向けの講座も実施するとしています。
5/24(金) 19:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e75e777a806e1b2338c7ce43255604fc605b03a
引用元: ・【熊本】西日本最大級の貝塚か 縄文時代の人骨発見「保存状態が完璧」「DNA分析をして日本人のルーツにDNAレベルでたどれる」 [樽悶★]
神武らが縄文人を破って弥生人がどんどん広がってっただけだ
元から弥生人しか居なかったかの様に見せるのは、東朝鮮人が畿内を貶める工作に過ぎん
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